1)経穴とは

体内の気が外界と交流するところで、多くは経脈に属している。

経脈とは機能的なつながりを持ち、経脈を通じて臓腑と関連があると考えられる。

疫病の際の反応点であり、診断点であり、治療点である。

いわゆる、「ツボ(急所)、要点の意)」のことで、正穴、奇穴などの総称。

 

2)正穴とは

経絡(十四経脈)に属している経穴で名称と部位が定まっている361穴を正穴としている。

 

3)奇穴とは

十四経脈に属していない経穴で名称と部位が定まっている経験的に疫病の疾患点・治療点としての意義が認められたもの(1901年以降に定められた奇穴は新穴という)

 

4)阿是穴とは

いわゆる反応点や圧痛点で名称や部位は定められていない。

 

取穴法について

経穴の位置を定めることを取穴という。取穴をする際に基準となるのが「骨度法」「同身寸法」

 

骨度法

 

① 前髪際中点から後髪際中点まで     1尺2寸

② 両額角髪際の間              9寸

③ 左右の肩甲棘内端縁間           6寸

④ 両乳頭間                 8寸

⑤ 胸骨体下端から臍中央まで         8寸

⑥ 臍中央から恥骨結合まで          5寸

⑦ 腋窩横紋前端から肘窩           9寸

⑧ 肘窩横紋から手関節横紋まで       1尺2寸

⑨ 手関節横紋から手指尖           8寸5分

⑩ 大転子横紋から手指尖          1尺9寸

⑪ 殿溝から膝窩まで            1尺9寸

⑫ 膝窩から外果尖まで           1尺6寸

⑬ 膝蓋骨尖から内果尖まで         1尺5寸

⑭ 脛骨内側顆下縁から内果尖まで      1尺3寸

⑮ 足指尖から踵              1尺2寸

 

骨度法における過去の国家試験問題

 

1:骨度法で左右の頭維穴間の長さはどれか。(はり灸第17回)    答え ①

① 13寸 ② 11寸 ③ 15寸 ④ 9寸

 

2:骨度法で8寸はどれか。(はり灸第19回)            答え ③

① 肩峰外端から肘頭まで ② 前髪際額角間  ③ 胸骨体下端から臍まで  ④ 腋窩横紋前端から肘窩横紋まで

 

3:骨度で最も短いのはどれか。(はり灸第19回)          答え ③

① 膝蓋骨尖から内果尖  ② 大転子頂点から膝窩  ③ 殿溝の中央から膝窩  ④ 恥骨結合上縁から膝蓋骨上縁

 

骨度法ゴロ合わせ集

前髪際中点 ー 後髪際中点  12寸

前  髪  後 髪12~

ぜんぱつ こうはっちゅうに~

 

両額角髪際間  9寸

両方の額からク(9)~~~~っ!

両方の額から女芸人の〇〇さんがグー!とポーズとっているイメージ(笑)

 

両乳様突起間  8寸

にゅうようとっきや(8)~~~~っ!

そのまま覚えてしまう事!

 

胸骨体下端 ー 臍中央 8寸

今日から、へそヤ(8)

骨体縁~中央 

 

 

臍中央から恥骨結合まで 5寸

個のずかしい!

寸 骨結合

臍が5個あるわけないが、ありえないイメージの方が長期記憶になりやすい!

 

両乳頭間  8寸

乳首 はっ!

乳頭 

エロいイメージをしてしまうと長期記憶になりやすい(笑)でもマジです!

 

 

腋窩横紋前端から窩 

脇の下 を で ク(9)リ ク(9)

腋窩前あたりを肘でクリクリしてマッサージしている。。。

 

肘窩横紋から手関節横紋まで  1尺2寸

肘窩横紋から手関節横紋まで  

肘か    手か       

 

 

手関節横紋から手指尖   8寸5分

てのひらは  や   はん

てのひらは  8()5分(はん

 

 

殿溝から膝窩まで  1尺9寸

行くぞ! 尻から膝まで!

1()尺9(ぞ)! 殿溝(尻から)膝窩()まで!

 

膝窩から外果尖まで   1尺6寸

膝の外に居ろ!!!

(ひざ)窩から外(そと)果尖まで 1(い)尺6(ろ)

 

膝蓋骨尖から内果尖まで  1尺5寸

膝の内に行こう!

(ひざ)蓋骨尖から内(うちに)果尖まで1(い)尺5(こう)